和歌山県高等学校文化連盟(以下、和歌山県高文連)のホームページをご覧いただきありがとうございます。 和歌山県高文連は県内の高等学校をもって組織し、高校生の芸術文化活動の健全な発展を図ることを目的としています。全国組織 は公益社団法人全国高等学校文化連盟(以下、全国高文連)であり、高校生の芸術文化活動を広く支援することにより、その創作活動 の啓発及び文化活動の向上充実を図り、高校生の健全な育成に資することを目的としています。 全国高文連の事業のなかで最も大きなものは全国高等学校総合文化祭(以下、全総文)の開催であり、毎年夏に、全国から2万 人あまりの高校生が開催地に集い、高校生による国内最大規模の芸術文化の祭典となっています。 令和3年夏には本県が開催地となり、全総文「紀の国わかやま総文2021」が2年ぶりに全国から高校生が集うかたちで盛大に行われました。 このとき、県内の高校生は大会に参加するだけでなく、生徒企画委員やボランティア委員として、円滑な大会運営に貢献し、 この祭典をおおいに盛り上げてくれました。 令和4年秋には第42回近畿高等学校総合文化祭が、大会テーマ「大地に響け 人の和と文化でつむぐ青春の旋律」を掲げて本県 で開催され、2府8県(近畿2府4県と福井県、三重県、徳島県、鳥取県)の高校生4000名が、16の部門発表会に参加しました。 県民文化会館で行われた総合開会式では、県内各地から集まった高校生が力を合わせ、デモンストレーションとしてドラマとコン サート、フィナーレを演じ、大会テーマを舞台で表現してくれました。各部門の発表形式はステージ発表や作品展示、対面での、 対戦など、それぞれ異なりますが高校生がお互いの存在を感じながら素晴らしい時間と空間を共有することができました。 和歌山県高文連にとって、これらの大きな文化の祭典を成功裏に終えられたことは、大きな財産となっています。今後も高校生 の文化活動がますます発展するよう力を尽くしてまいりますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。 和歌山県高等学校文化連盟 会 長 川久保 尚志